80代の高齢の母、大学病院で増殖性硝子体網膜症と診断されましたが、手術をどうするか迷っています

person70代以上/女性 -

86才の母ですが、昨年末より左目の状態に違和感を感じ、今年2月になって近くの眼科を受診したところ、網膜剥離でかなり時間が立って症状が進んでおり、手術が必要とのことでした。大学病院を紹介され、増殖性硝子体網膜症と診断、硝子体手術(+白内障)が必要との事でした。
発症からかなり時間が立っており、全剥離に近い状態とのことでした。本人は、1年以上前に飛蚊症の症状があった際に眼科を受けようと思ったらしいのですが、その後、症状がなくなった為、放置していたとのことでした。網膜剥離と言われる迄、視野の欠損にも気づいてなかったようです。現在は、左側の下方一部がぼやけて見える程度だとのことです。1週間前はもう少し見えていたような話だったので、ここに来て少し進んだようです。大学病院の手術の先生からは、もっと早く来れば良かったのに、手術したくないなーというような事も仰られました。その後、不整脈が見つかり、心電図の再検査等で2か月が経過し、結果3月末に心電図は問題ないので手術はできるとの事でした。担当の先生に手術はどうしますかと聞かれましたが、2週間のうつ伏せに耐えられるのか、合併症のリスクは大丈夫か不安点があり、手術を保留しておりました。本人の意向としては、見えなくなるのは嫌だとの事です。今月4月に入り、視野欠損が進んでいるようでしたので手術するなら早くした方がいいと思い、本日大学病院で手術の先生に再度お話を伺った所、下記内容でした。
・来院した時点でかなり進んでいた(黄斑点部分も剥離、全剥離)
・視力は0.09でほぼ見えてないのと同じ(3月末0.15)
・手術をしても、視力改善は不可。現状の視野の維持も補償できない。
 手術後失明するリスクも有。
・網膜の部分が捻じれて皺になっている部分を削除する(網膜に大きな穴が開く)
・削除することによって、残っている網膜も引っ張られる恐れ?
・シリコンオイルを使用して残っている網膜を押さえつける
・うつ伏せ2週間必要(網膜の下部を押さえつけるので本来は逆立ち必要だが無理の為)
・うつ伏せ2週間(入院は1週間)は、30~40代でも1日で悲鳴を上げる程きついので
 高齢者で耐えられない可能性
・手術は2~3時間かかり、腰痛の発生等、高齢者で耐えられるかわからないとの事
・手術後、増殖性網膜が再び増殖すると再剥離となり、再手術となる、数回再手術となる 
 と、うつ伏せ期間が長くなり寝たきりになってしまう可能性も有り
・視力の確保ではなく、眼球がしぼむのを防ぐ(形状保持)意味で手術するのも有り
 だが、その場合もうつ伏せ必要
以上の説明を受診初期にされる筈でしたが、不整脈が見つかった為、本日となりました。これまで母と家族が通院しており、私は本日初めて同行しました。
思ったより、状態が悪い事、手術にリスクが伴う事、一方で母の視力を維持したいという思いも有り、どうするか迷っています。今の病院で手術をどうするのか回答しなければなりません。現在地方の大学病院ですが、東京等の別の大学病院のセカンドオピニオンを受けた方が良いでしょうか。網膜を削除しないで皺を伸ばして視力を改善する方法はないものでしょうか。又、失明したとしても形状維持の為に手術はした方が良いのでしょうか。
このような状況の高齢者の場合、皆様どのような対応をされてますでしょうか。
母の健康状態としては、一人暮らしで食事と家事をこなせており、特に持病はありません。左耳の難聴(数年前メニエール病)と骨粗しょう症位です。宜しくお願いいたします。

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