高分化型脂肪肉腫の診断書
person40代/男性 -
背部左側の皮下にしこりのようなふくらみがあり、病院で診察を受けたところ、「脂肪腫」と診断されました。
その後、MRI検査により広背筋の裏側に腫瘍があることが判明し、全身麻酔下で手術を受けました。
術前・術後ともに、広背筋を切開した上で腫瘍を摘出したとの説明を受けております。
術後約2週間で、病理検査の結果として「高分化型脂肪肉腫」と診断されました。
その際、担当医にICD-O-3.2(国際疾病分類-腫瘍学 第3.2版)のコードを確認したところ、「8851/3」とのご回答をいただいており、5桁目の「/3」は悪性(原発部位)を示すと理解しております。
さらにその約2週間後、保険会社提出用の診断書を作成いただきましたが、
ICD-10のコードが「D171」と記載されておりました(=良性脂肪細胞性新生物のうち背部脂肪腫と理解)。
また、術式欄には「皮膚・皮下腫瘍摘出術」、新生物の種類欄には「良性」との記載がありました。
ここで質問です。
これらの診断書の記載内容(ICD-10コード・術式・新生物の種類)は、私の病状や実際の術式に照らして適切な表記といえるのでしょうか?
私としては、
ICD-10コードは「C49.6(背部の軟部悪性腫瘍)」
術式は、広背筋を切開し筋間から摘出しているため「四肢・躯幹軟部悪性腫瘍摘出術」または「軟部腫瘍摘出術」
新生物の種類は「悪性」
と考えております。
医療制度上または診断書記載上の観点から、どのように解釈・訂正すべきか、ぜひご教示いただけますと幸いです。
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