末期ということでしょうか?

person70代以上/男性 -

82歳の父の事でご相談します。
告知の場に私が立ち会っていない為、母から聞いたことをおたずねするため、ご判断が難しいかもしれませんがご助言いただけましたら幸いです。

4年程前に首に傷みがあるという事で病院にかかり、頸椎を傷めているということで頸椎を支えるボルトのようなものを入れる手術を受けました。

手術の結果は良好でしばらくは快適に過ごしていましたが、昨年に入ってから嚥下がし辛いという症状が出始め、手術をした病院で耳鼻咽喉科などにもかかったところ、喉には問題なく頸椎の手術の影響だろうという事になりました(実際に義父のようなケースの場合、手術後にボルトのような器具の影響で嚥下がし辛いことがあるとのこと)。

その後、昨年の後半になってから体重の減少幅が大きく、やはり嚥下もし辛く、飲食の際にむせたり嘔吐しやすくなるなどしたので、栄養剤の処方をうけつつ様子をみていましたが悪化する一方なので、再度喉と胃までカメラを通して貰ったところ、食道がんと胃がんにかかっていることが分かりました。

胃がんの程度は分かりませんが、食道がんの方は、すでに食べ物が通る部分がボールペン1本分あるか無いか程度まで狭窄があるということ、体重を大きく減らしていて体力が無いので、手術や抗がん剤での治療、放射線の照射も難しいとの事、また胃ろうを作ることも難しく、リンパにも転移があると言われました。

現在は検査の際に採取した検体を病理検査に出していただいて結果を待っている状態で、余命についてはいつ体内で大量出血などが起こるか分からず、その場合、すぐ命を落としかねない危険もあって、余命はこれくらいとは言えない、と医師が告知したということでした。

父本人は年齢的にも仕方ないと達観しているような感じですが、家族からは胃ろうがダメなら腸ろうなどで体力をつけて治療を受ける術がないかなどと意見も出ている中で、客観的に見て父の状態はいわゆる末期のような状態なのでしょうか?

そして本人の意思にもよりますが、仮に腸ろうを作ることが可能だとして、そこから積極的な治療に進むことは、現状からすると逆に辛い思いをさせることになる側面がありますか?

漠然とした相談になりますが、父の状態は末期と言えるのか、積極的な治療に踏み切ったとしても改善・回復はどの程度見込まれるか、むしろ治療より緩和ケアの方がいいのではなど、ご助言いただけましたら幸いです。

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