症候性てんかんについて

person50代/男性 -

1年前に静脈洞血栓症による脳出血で痙攣発作をおこし、救急搬送されました。薬とカテーテルで開通し、認知機能検査(IQ検査のようなもの)、運動機能検査も問題ないということで、後遺症もなく退院しました。
退院時(救急搬送2週間後)と退院3ヶ月後にMRIの検査を受けましたが、新たな出血などもなく、血流の悪い部分もなく、問題なしとのことでした。

ただ、出血の時にできた小さな傷跡が外側側頭葉の端っこに1ヶ所あるそうです。

主治医の先生からは、状態からみて今後てんかんを発症することはまずないと思うが、もしもなるとしたら、強い光が見えて眩しいとか、実在しない異臭がするなど(焦点意識保持発作)で、最悪その後に脳全体に広がった場合は意識を失って倒れて全身痙攣をおこすといった発作だと言われました。
また、傷跡は海馬とは離れていて、海馬には異常がなく、意識減損発作や自動症など(焦点意識減損発作)にはならないとのことでした。

しかし、インターネットに「焦点意識保持発作から、焦点意識減損発作に移行する」や、「自動症の前兆や前発作として、焦点意識保持発作が起きる」などといった記述がありました。

1.成人(40代〜50代)になってから静脈洞血栓症による出血でできた、脳の海馬から離れた所の小さな傷跡が原因でなる症候性てんかんでも、焦点意識保持発作から意識減損発作や自動症に移行することや、または直接焦点意識減損発作や自動症になることはあるのでしょうか?

2.主治医の先生の仰る通り、私のような状態で、今後症候性てんかんを発症することはあまり多くはないと考えて良いのでしょうか?

3.インターネットであるような意識減損発作や自動症とは、側頭葉の中でも海馬自身や海馬付近に損傷や拘縮などがなければ、心配しなくてもいいのでしょうか?

2人が参考になったと投票

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師