顎の先端(オトガイ結節)の唾液腺腫瘍か嚢胞と思われるしこりについて
person50代/女性 -
55歳女性です。1年ほど前から顎の先端、オトガイ結節の片側(写真の丸の部分)が少し出っ張っているのに気づき、1年後少し大きくなってきたので大学病院の口腔外科に紹介され診察してもらいました。
診察は問診、触診とCTで、以下のような診断でした。
- 2cm未満のしこりが、骨ではなく軟部組織にある。唾液腺腫瘍か嚢胞ではないか。ただこの部分の腫瘍は珍しい。
- 境界ははっきりしていてすべすべで可動性。良性であろう。ただし確定診断には手術をして患部を摘出して生検するしかない
- 良性でも悪性化する可能性があるから基本切除すべき
- 手術は顔に傷が残らないように、外からでなく口の中から
- 手術の際に神経に触って唇に麻痺が残る可能性がある
そこで質問なのですが、
Q1 - 写真にあるように、しこりがあるのは顎下部ではなく、"オトガイ結節"のあたりなのですが、このような場所に唾液腺腫瘍ができることはあるのでしょうか?ある場合、唾液腺腫瘍の症例で何割くらいでしょうか?
Q2 - 唾液腺腫瘍、嚢胞以外に考えられる疾患はなんでしょうか?
Q3 - 腫瘍か嚢胞かの判断のためにエコー検査をする予定ですが、エコー検査でそれ以外の疾患である可能性が見つかることもあるのでしょうか?
Q4 - エコーの結果により、手術摘要ではなく経過観察になることはあるでしょうか?
Q5 - 手術で麻痺などの障害が残る可能性があるとのことですが、上記のようなしこりの摘出の場合、どれくらいの確率で麻痺がでるものでしょうか?また、出た場合どれくらいの期間で治るのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
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