スキルス胃がんの母の最期
person60代/女性 -
以前よりこちらで何度かご相談させていただいておりましたが、2日に母が息を引き取りました。
10月に入ってから嘔気・嘔吐が続き積極的な治療に耐える体力が無いと判断されたため、吐き気のコントロールをして自宅に帰りたいという願いをあと2日で叶えられるところでしたが、入院中に息を引き取りました。
当日の午前中まで声に力は無いものの、家族や友人に憎まれ口を叩き最後まで母らしい人でした。
ただ、昼過ぎから息苦しさを訴え酸素マスクをし、亡くなる1時間半前頃から、あー、あー、と苦しそうな呼吸になりました。
午前中に集まっていた家族は先生からこの数時間でどうこうという感じでは無いからと帰宅を促され、病室には私1人、時々看護師さんが見に来てくれましたが余裕のある感じで、私は苦しそうな母をの背中をさすったり手を握ったりオロオロするしかありませんでした。結局家族を呼んだ方がいいと呼ばれ家族に連絡した30分後には息を引き取りました。
もっとこまめに看護師に見てもらうよう依頼すれば他の家族も死に目に会えたのに、もっと優しく声をかけたり励ましたりすれば良かったのに、どれだけ母は心細かったろう、苦しかったろう、怖かったろう、と涙が止まりません。
母はスキルス胃がん、腹膜播種あり、腹膜以外の転移は確認されていませんでした。
亡くなる数時間前は血を吐いていたように見えました。
最後まで痛みを訴えることはありませんでしたが、亡くなる前の呼吸が苦しそうに見えた数時間はやはり相当な苦痛だったのでしょうか?
最後の時、母の身体の中では何が起こっていたのでしょうか?
胃がんがわかった時から覚悟していたつもりではありましたが、苦しそうな母の姿と呼吸音がずっと頭から離れません。
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