不正出血による子宮体癌の疑い
person50代/女性 -
50歳前半
閉経(2年前)
ハイリスクHPV陰性
腫瘍マーカー(CA125・CA19-9・CEA)基準値以下
【症状】
2024年11月:少量の不正出血
2024年12月・2025年1月:生理と同程度の出血
2025年1月下旬以降:出血・おりものなし
【経過】
婦人科受診、子宮口が狭く器具が入らず、子宮体癌検査が実施できず
ホルモン値の数値から完全に閉経しているとは断言できず、出血は生理の可能性もあるが、まず体癌の可能性を排除する必要があるので、麻酔下での検査可能な施設を紹介される
その後総合病院にて子宮内膜全面掻爬手術実施
子宮入り口付近に癒着があり、十分な組織を採取できず、組織検査結果は検体不適正(診断不可)
【担当医の方針】
子宮内の癒着は帝王切開によるものだと思われる
確定診断ができなかったためMRI検査を実施予定
MRIの結果によっては、子宮摘出手術を選択肢とすることもありうる
【相談したい点】
1:MRI検査でどの程度、子宮体がんの診断が可能なのか(がんの有無や進行度をどこまで判断できるのか)
2:MRI検査で異常なしの場、他に確定診断の方法はあるのか
3:今後子宮摘出手術になった場合、子宮内に癒着があっても腹腔鏡手術適応か、開腹手術になるのか
内膜はそれほど厚くなく積極的にがんを疑う所見はないということを言われましたが、確定診断ができない現状では依然がんの可能性はグレーのままであり、不安を感じています。
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