ADHD治療の今後の継続について相談したい
person30代/男性 -
以前、医療機関でADHD(主に注意欠如)の傾向があると診断されました。自閉スペクトラム症(ASD)の傾向については、閾値未満とのことです。
現在は、ADHD治療薬としてアトモキセチン(40mg)とアリピプラゾール(2mg)を処方されています。担当の先生はとても親切で、安心して通院できています。
最近、大きな課題だった学術論文を書き終え、環境が変わったこともあり、以前に比べて生きづらさが減り、精神的にかなり楽になりました。
薬に関しては、アトモキセチンで泌尿器や生殖器に違和感を感じたため、先生に相談して減らしてもらいました。アリピプラゾールは、考え方が極端になりがちな部分(おそらくASD傾向に関連するもの)を和らげる目的と、少量だと気分を前向きにする効果が期待できるとの説明を受けて服用しています。
正直なところ、薬を飲んでいても、ADHDの特性である「先延ばし」や「不注意」といった点が大きく改善されたという実感はあまりありません。しかし、以前は日常的に感じていた憂鬱な気分や、朝起きたときに「消えてしまいたい」と思うような抑うつ的な気持ちは、薬のおかげでかなり軽くなったと感じています。これは、ADHDそのものの治療というより、ADHDに伴って起こりやすいうつ的な症状(二次障害)の改善に効果があったのかもしれない、と考えています。
そこで、今後の治療について先生にご相談したいことがあります。
治療の中止について: 環境が変わり、以前より楽になった今、先生と相談の上で薬の服用や通院をやめ、経過を見ていくことは可能でしょうか?
薬の効果について: 自分ではADHDの症状改善を実感できていなくても、実は薬が症状を抑えてくれている可能性はあるのでしょうか?もしそうなら、症状が悪化するのを防ぐ(予防医学的な)観点から、あまり必要性を感じていなくても通院や服薬を続けた方が良いのでしょうか?
通院継続の判断: 抑うつ気分が軽くなったのは薬の効果だと感じていますが、この気分の落ち込みを防ぐためだけに、今後も(少し手間に感じている)通院を続けることは推奨されますでしょうか?
アドバイスをいただけると幸いです。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。