澤穂希さん「ピルでひどい月経痛なし」 女性活躍にメッセージ

  • 作成:2016/03/07

「女性の健康支援のための社会連携構築シンポジウム」(日本産科婦人科学会など主催)が2016年3月5日に都内で開かれ、元サッカー日本代表で、37歳まで現役生活を続けた澤穂希さんがビデオメッセージを寄せた。メッセージのなかで、澤さんは、低量ピルを利用することで、月経痛などをおさえてきたことを明かし、多くの女性が女性ホルモンの仕組みを理解することで、パフォーマンスを上げることに期待を示した。

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低量ピルは近年、避妊以外にも、月経痛のコントロールに使われている。澤さんは、「長年、低量ピルの服用で、ひどい月経痛や、月経前後の体調不良、貧血も特になく、一般的な辛い症状を前向きに解決してきた」と明かした。

月経痛や月経不順などに影響する女性ホルモンの重要性にも言及。澤さんは、「女性は、女性ホルモンの仕組みについて理解し、上手に、女性ホルモンを使うことで、日常生活において、ベストなパフォーマンスを発揮できると思います」とした。

さらに、澤さんは、選手生活中に健康診断などでお世話になった産婦人科の医師に感謝を示した上で、「遠慮なく気がねなく相談できるかかりつけの(産婦人科の)ドクターを持つことは、女性にとって必要。定期的な健診を受けることでさらに自信を持てると思います」と発言。女性の活躍への期待が大きくなる社会の中で、生理などの女性特有の現象とうまく付き合うために、医療の積極的な活用の重要性を指摘した。

澤さんは、2015年に結婚したことにも言及し、「今後もドクターとのコミュニケーションを通じて、未来を切り開いていきたい」と結んだ。

ひどい生理痛に不安を感じている方は、医師に気軽に相談してみませんか?「病院に行くまでもない」と考えるような、ささいなことでも結構ですので、活用してください。

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