プロテインS欠乏症のコロナについて
person30代/女性 -
以前に3度流産し、不育症の検査をしたところプロテインS欠乏症と診断され数値は21でした。今のところ普段生活する分には何もすることはないとは言われています。今年はコロナウイルスがまた流行ってきており、血栓症を引き起こすと重症化する可能性が高いと言われておりますが、このプロテインS欠乏症というのはコロナに感染した場合、リスクが高いもので基礎疾患と言われているものにあてはまるのでしょうか?後少しでも血栓ができないように普段からできることはありますか?
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。
脳内科の医師が回答
プロテインS欠乏症で21%であれば、血栓がかなり出来やすい状態です。
新型コロナに感染した場合に、血栓症から肺血栓塞栓症や脳梗塞を引き起こすと重篤な合併症となります。
理論的にはプロテインS欠乏症は重症化しやすい基礎疾患に該当すると考えますが、プロテインS欠乏症は稀な疾患であり、新型コロナに罹患したプロテインS欠乏症の報告例がなく、疫学的データがないため重症化リスクであるとの結果は得られていません。
下肢の静脈血栓から肺動脈血栓塞栓症をきたす場合が多いので、水分をこまめに摂る、長時間坐位で同じ姿勢をとらないことが、血栓予防になると思います。
このままスマホで受診・処方を受けたい方へ
【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら
患者目線のクリニック