バルトリン腺嚢胞?肛門周囲膿瘍?痔瘻?

person20代/女性 -

胃が弱く下痢をしやすい体質です。2021年秋に肛門外部にポリープができ手術をしています。
2022年8月頃から肛門と膣の丁度あいだ(左)の皮膚からやや奥まった所に1cm弱のしこりができ、婦人科Aで「軽度のバルトリン腺嚢胞で治療の必要なし」と診断されました。
その後暫く漢方を飲みましたが改善なしでした。

しこりは普段は無痛です。
しかし下痢をしたときにだけ鈍く痛む気がして、肛門周囲膿瘍の類なのではないかと、前述した手術を受けた肛門科を受診しました。婦人科Aを受診したことも伝えました。触診の結果、肛門ではなく膣の領域のしこりで良性という診断でした。
下痢の際に痛むことを伝えると「何度もトイレに行くためではないか」とのことでした。
どちらにせよ良性とのことでしたので、暫く様子を見ていました。

ところが2023年夏にコロナに罹患し、数日にわたって激しい下痢をした際、しこりが水風船のように左足の付け根側に膨らんで痛み、そこから排膿しました。
またその際、汚い話で恐縮ですがオナラか下痢便か不明なものが出そうになったのでキュッと肛門を締めた所、肛門方面からしこりにぼわっと空気か何かが入るような気持ち悪い感覚と痛みがありました。

その後ピルを貰いに婦人科Bに行った際、肛門科でバルトリン腺嚢胞と診断されたこともお伝えして、改めて見ていただきました。上記の空気の件は伝えそびれてしまいました。
位置が肛門と膣の間なのでわかりづらいがやはりバルトリン腺嚢胞だと思う、しこりはあるが中身は全て出てしまっているので問題ない、とのご回答でした。自壊時用のゲンタマイシンを処方されました。
その後も暫くは、水風船部分の穴から時折排膿がありました。

2024年は食事管理をしていたこともあり、大きな下痢はしませんでした。そのうち、水風船部分の穴も治ったのか排膿はしなくなりました。しこりのみ残りました。

ところが2025年1月頃、身体に合わないものを食べたために激しい下痢をしてしまい、下痢の波が来るたびにしこりに激痛が走りました。
またこの際、前回とは異なる場所に水風船状の膨らみができ、それが破裂して排膿しました。
その後、ピルをもらいに行った際に婦人科Bで再度診ていただきましたが、やはりバルトリン腺嚢胞で、排膿も済んでいるのでゲンタマイシンを塗り治癒を待ってくださいとのことでした。

その後徐々にしこりは小さくなり、皮膚面にあるケロイドの様な白い点(アトピーなのでこの様なものができやすいです)を除けば、今ではほぼ分からない位です。
体調管理を行い大きな下痢もしていないため通常時に痛みはありません。小康状態といってよいと思います。

ただ右側も同じ部位に小さなしこりができています。
以前から下痢をした際には右側にもしこりができることがありましたが、いつのまにか自然治癒していました。
このままいつも通り治癒すれば良いのですが(願わくば左もこのまま落ち着くと良いのですが)、右側も同じ様に激しく痛むようになるかもしれないと思うと不安です。

2つの婦人科でも肛門科でもバルトリン腺嚢胞と言われている現状で、もちろん専門家のご見解が正しいであろうことは理解しています。
ただバルトリン腺嚢胞で、下痢とここまで直接繋がった痛みや悪化が起こることはあるのでしょうか。

個人的にネットで調べただけですが、女性の前方痔瘻というものにも似ているような気がしました。
また叔父が痔瘻の手術をしており、遺伝的なものがあるなら可能性はなくはないと感じます。

長々とすみません。
いかが思われますでしょうか。

3名の医師が回答しています

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