卵巣癌 病理検査について
person40代/女性 -
45歳妻、卵巣癌での子宮全摘後の病理検査についてご相談させていただきます。MRIでの検査結果、左側卵巣に明細胞腺癌の疑いありとのことで、子宮・卵巣の全摘手術を受けました。術中に被膜が破れてしまったため、主治医からはステージ1c1かなということです。
摘出後の病理検査・暫定診断では、内容物がなくなっている6cm大の嚢胞に3×3cmの充実性部分を認めること、組織学的に腫瘍細胞が階層性を有する乳頭状構造と腫瘍細胞の重層化および内宮への分離増殖を示すこと、細胞に粘液がなく、胞体が淡明なものや繊毛を有する細胞が混在していること、核異型は中等度で核分裂がみられること、嚢胞壁の卵巣乾漆への微小浸潤を否定できないことが記載され、漿液性癌と明細胞癌およびそれらの境界悪性腫瘍の鑑別が困難であり、免疫染色を行い再報告することが書かれていました。
その他、リンパ節(生検)、大網への転移がみられないこと、右卵巣・卵管に傍卵管嚢胞が認められることなどが書かれています。
そこでお尋ねしたいのですが、
1. 術後の暫定診断が出るまでに3週間ほど経っており、免疫染色を行うとなるとさらに時間がかかると思うのですが、通常、これほど時間がかかるものなのでしょうか。明細胞腺癌の疑いよりもさらに悪い結果が出る可能性があるということでしょうか。
2. 境界悪性と診断される場合は、良性でも悪性でもなく、どちらかわからないという消去法的になされるのでしょうか。境界悪性と断定できる根拠というものは示されるのでしょうか。
3. 専門家の立場で暫定診断の結果を観て、良性の可能性というものは考えられないでしょうか。手術前にN-Noseを受けたのですが、判定結果はAでリスクなしでした。N-Noseが当たっていると嬉しいのですが、あまり期待しないほうが良いですね。
どうぞよろしくお願いします。
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