Luminal A 術後補助療法について

person30代/女性 -

38歳 多発中心性右乳がん(欧州で治療中)
先日、乳房全摘および同時再建(DIEP flap法)手術を受けました。
術前のエコーで腋窩リンパ節の1つに異常、生検→転移+でした。
術前の造影CTおよびMRIでその他、明らかな転移を示す所見はないとの事でした。
乳房内の離れた複数箇所(3時、4時、10時)に腫瘍があるため、全摘となりました。

遺伝子検査: BRCA1/2に変異なし

術後病理検査の結果
ER 100%
PgR 0%
HER2 -
Ki67: 5%
LuminalA
腫瘍径(3つ)8, 6, 4mm
pT1bN1M0
腋窩リンパ郭清(1/25 :ECE 1 with 2mm)
組織グレード: Grade 2 (3+2+1= Score 6)

術後補助療法について、腫瘍内科医より
Ki67: 5%で、化学療法の上乗せ効果1.6%。よってオンコタイプdxは不要。
ホルモン療法TAM単剤を推奨。
タモキシフェン(20mg) 1T1×
LH-RHアゴニストはlow riskの状況なので副作用と天秤にかけて必要ないと思う。
(T3, またはリンパ節転移3-5個で検討した)
と説明がありました。

以下質問事項になります
・放射線療法が必要かどうか
・術後補助療法はTAM単剤で十分か

*近日中にRadio Oncology科にて放射線治療をどうするか話し合いの予定です。
*同時再建の術式は術前検査所見を元に放射線治療が必要になる可能性を見越して形成外科医同席のもとで自家組織再建を選択しています。
*腫瘍のうち2つが内側にあり、内胸領域リンパ節への転移の可能性がないかを心配しています。
*話し合う際に留意した方がよいポイントなどを知りたいです。

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