変形性股関節症の治療法に迷っています
person60代/男性 -
・10年前に頚髄損傷受傷、入院・手術(頸椎除圧術)・リハビリ後、右足に麻痺が残り、歩行困難。歩行の際は両手で杖を突いてゆっくり歩いている。そのほか手足のしびれ等も後遺症として残った。リハビリ(主に足や体幹を鍛える筋トレ)はメニューを作ってもらい、最近まで自宅でずっと続けていた。
・仕事上、2年前から歩行の量が増えたせいか、1年半前くらいから徐々に右足を曲げると痛くなり、股関節が開きにくくなる。爪切りや足を曲げて靴下をはくことなどができなくなった。当初は麻痺のせいで仕方ないことだと思っていた。
・同じころ歩行中何回か転倒した際、両肩とも痛めた。右肩は肩腱板断裂、左肩は断裂には至ってないがレントゲンで異常が認められている。肩については、湿布等で痛みがだいぶひいているが、リハビリが思うようにできなくなったので根本的に治療をしたい。手術は入院に時間がかかるので回避したい。いずれは再生医療にかかりたいと思っている。
・右足股関節について、痛みも強くなって歩きにくさ・開閉しにくさも大きくなり、4か月ほど前に整形外科を受診したところ、末期の変形性股関節症で人工関節置換の手術をすすめられた。現在は鎮痛剤を処方してもらい、毎晩就寝前に服用している。
・現在仕事を長期間休んでいて外出は2日に一回、スーパーでの買い物程度と歩行量が少なくなったことから痛みを感じる場面が減った。また、屋外では片方のみ中敷き、自宅では片方のみ履物をして左右の足の長さを均等にしたことから、歩行の際の不自由さは比較的なくなった。両手に杖は変わらず。股関節の開閉しにくさは変わらず続いている。根本的な治療をして、今後ある程度歩行量が増えても仕事や日常生活が送れるようにしたい。
・肩のこともあるのでこの際、股関節と肩を一緒に、再生医療にかかることはできないか、とも思っている。(再生医療の病院に打診をしたところ、両方一度に治療することは可能、との返事をもらっている。)
・また、右足麻痺がもともとあることから、人工関節置換か再生医療どちらが適しているか、とも思っている。
以上、右足股関節は人工関節の手術を選ぶか再生医療を選ぶかで迷っています。アドバイスをよろしくお願いいたします。
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