認知症の家族の介護・ケア体験談(50代/女性/専業主婦)
- 作成:2023/11/14
本記事では、離れて暮らしてる(車で20分くらい)母親が認知症と診断された、専業主婦の50代女性の体験談を紹介します。
この記事の目安時間は6分です
認知症を疑ってから受診までの経緯
銀行の暗証番号がわからなくなる、母からかけた電話なのにかかってきたという、といったことがありました。また、料理上手だったのに、同じ物しかつくれなくなり、味もおかしくなりました。加えて、携帯の子機がないなど、意味不明な話が多くなり、様子が変だなと思いました。
嫌がる母をどうにか説得して、母のかかりつけ医に相談しました。
そして、紹介状を書いてもらい 専門の病院を受診すると、脳のCTなどの検査結果と、家族の話を合わせて認知症と診断されました。
診断されてからの生活
受診したときはまだ軽度だったので、薬は出ず、デイサービスや介護保険を利用してくださいと、いわれました。しかし、本人がデイサービスもヘルパーさんも嫌がり、結局現在にいたるまで治療は何もしないままです。
今では日付も食事したことも忘れ、症状は相当ひどくなっていると感じています。
初めに紹介された病院が合わなかったので、再度、別の病院を探しているところです。
日常生活で工夫していること
離れて暮らしてる(車で20分くらい)ので、毎朝必ず電話で日付と予定を確認しています。
また、家のあちこちに大事なことを書いて貼っています。火事が怖いのでIHにしましたが、母が使えないため、夕飯は宅配を私が頼んでいます。
何回いってもすぐに忘れるので、なるべく怒らないように根気よく話すようにしています。
家族が認知症になって大変だったこと
日付や曜日がわからなくなったこと、料理ができなくなったことです。
家族が認知症になって思うこと
旅行など、行きたい所があれば連れて行ってあげたかったです。
ご家族の認知症に対する不安を抱えている方へのメッセージ
介護の中でも、認知症はもっとも大変ではないか、と思います。どれだけこちらが大変でも感謝されず、文句をいわれるばかりで心が折れます。いらいらするし時間も体力も使います。
いつか終わりが来ると思い、自分が後悔しないようがんばりましょう。
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