【多汗症治療体験談】セカンドオピニオンの必要性を感じました
- 作成:2024/02/19
多汗症を治療した30代/女性/会社員の方の体験談です。
この記事の目安時間は3分です
受診までの経緯
昔から手はいつも湿っていて、紙を持ったり、人と握手をするのが本当に憂鬱でした。10歳頃から手には湿疹もあったので、手がボロボロで恥ずかしく思っていました。
皮膚科にも行きましたが、上手くつき合っていくしかないといわれ、処方されるのはヘパリン類似物質油性クリームと湿疹に対するかゆみ止めでした。
革の手袋で汗の吸収をしたり、漢方薬でよいとされているものを飲んだり、対策は迷走していました。手以外にも足、尻、脇にも多くの汗をかいていました。
30代に入り、半ばあきらめていたところ、引っ越した先でいった新しい皮膚科で、多汗症のポスターを見つけ、医師に相談しました。
治療内容と現在の状態
脇と手の汗にはそれぞれに保険適用がある坑コリン外用薬、足には塩化アルミニウムローションを使い始めました。
治療を始めてから脇の汗は劇的によくなり、使用を続けています。手に使っていた坑コリン外用薬は、4ヶ月続けましたのですが、薬価が高かったことから、安価な塩化アルミニウムローションに変更になりました。
薬を使っていれば脇の汗には悩まなくなり快適です。夜にぬって起床したときはカラカラに乾燥していますが日中はまだ湿りが出ます。薬をはじめてから手にひどい湿疹が出なくなり、ストレスが軽減されました。
毎日着る服に脇汗パットを付けて心配していたことから解放されて本当によかったです。手と足の多汗症は完治まで長い道のりでしょうが、汗の量はましになってきています。長年の悩みだったので、ここまで治せたことがうれしいです。
受診前の人に伝えたいこと
30代/女性/会社員の方より
私は、セカンドオピニオンの必要性と、医師にきちんと自分の症状を治療してほしいと伝えることが大切だと感じました。
ひとつ目に相談した医師にとりあっていただけないなら、セカンドオピニオンとしてほかの病院に相談してみるのがよいと思います。症状がひどければ大きな病院に紹介され、多汗症の検査を受けることができます。あきめずに受診することが大事だと思います。
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