多汗症の受診の流れを見てみよう
- 作成:2024/02/20
多汗症かもしれない、と思っても、どんな検査をするか不安だったり、脇を見せるのがいや、などの理由で躊躇される方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、多汗症診療がどのように進むかについてご紹介します。
この記事の目安時間は3分です
多汗症診療の流れ
1.医療機関を探す
多汗症は、皮膚科に相談すると適切な治療を受けることができます。また近年ではオンライン診療も対応しており、医療機関へ訪問せずに受診が可能です。
【オンライン診療】自宅から多汗症治療
(提携医院:患者目線のクリニック)
2.問診・検査を受ける
基礎疾患がある方や、汗の程度、発症年齢、日常生活でどのくらい困っているかなどを問診されます。
多汗症の診断基準
局所的に過剰な汗が、明らかな原因がないまま6ヵ月以上認められ、以下6項目のうち2項目以上あてはまる
- 初めて症状が出たのがが25歳以下である
- 左右対称でに汗がみられる
- 睡眠中は汗がとまっている
- 1週間に1回以上は大量に汗をかくことがある
- ご家族にも多汗症がいる
- 汗により日常生活に支障をきたしている
また場合によっては、汗の量を測ったり汗の分泌を確認する検査をすることもあります。
3 .治療方法を選択する
多汗症は、患者からの希望により、治療をすることができます。
部位により治療方法や若干の異なりがありますが、どの部位においても外用療法が第一の選択です。保険適応のものとそうでないものがあるため、十分に説明を受けてから選択していきましょう。
多汗症治療のゴールは、患者本人が日常生活で困らないことや、自身の生活のQOL が改善されることです。汗について困っている場合は、まずは皮膚科へ相談すると良いかもしれません。
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