【多汗症治療体験談】ひとりで悩まず医師に相談してよかった
- 作成:2024/02/19
多汗症を治療した10代/女性/学生の方の体験談です。
この記事の目安時間は3分です
受診までの経緯
昔から汗の量が人と比べて多い方だったので、中学生ごろまで、自分はただの汗っかきなのだなと思っていました。
しかし、高校2年生の秋頃から、脇からの汗の量が以前よりも異常に増え、脇の汗でよく悩むようになりました。服の脇の部分に汗が染みてしまうため、色物の服を着るのを避けるようになったり、アルバイトの制服など、人から借りる服を着るのが怖くなってしまいました。また、脇の汗ということもあり、臭いのではないかという不安もありました。
市販の制汗剤を外出前に使って汗を減らそうと試みましたが、汗の量があまりに多いため、すぐに制汗剤が落ちてしまい、あまり効果を感じることができませんでした。
このように、脇の汗を気にするあまり日常生活に支障が出できてしまったことと、市販の制汗剤が私には合わなかったことから、薬を処方してもらうために受診を決めました。また、皮膚科での診療は保険が一部適用されるので金銭面での負担が少なく治療できるのではないかという期待がありました。
治療内容と現在の状態
現在、坑コリン外用薬を使用しています。医師の話によると、交感神経が優位になると汗が増えるということだったので、体質改善のために漢方薬も2種類服用しています。
外用薬を毎晩一回塗っているときは、脇の汗が7割程度おさえられています。 ただ、緊張している場面では汗が普段より多く出ます。
私は「汗のせいで不潔に思われてしまうのではないか」と考え、人と会うのが怖くなってしまうことが多かったので、皮膚科で処方してもらった薬を使い始めて汗が減ってからは、生活が豊かになったように感じます。また、以前着るのを避けていた色物の服も、汗でシミになることを心配せずにに着ることができるようになりました。自分だけで悩まずに、専門の知識を持つ医師の方に相談してよかったなと思います。
受診前の人に伝えたいこと
10代/女性/学生の方より
汗の悩みは人に相談しにくいと感じている人も多いかもしれません。特に私と同じように思春期で発症する方は学校生活に支障が出て困っている人も多いのではないでしょうか。
今は多汗症に関する薬や治療も増えてきているので、汗の悩みを1人で抱え込まずに一度病院を受診することをおすすめします。
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