2022年6月に膵頭部に4cmほどの膵臓癌が見つかり、(腺扁平上皮癌)リンパ節への転移と大動脈への浸潤がみられるため、手術適応外でフォルフィリノクス治療をしていました。一時期はCT画像で見えなくなるほど癌が小さくなり手術も視野に入ったのですが大動脈から離れていないということで手術できず、2023年4月からアブラキサン+ゲムシタビンの治療になりました。
遺伝子検査をしたところ、oraparib、niraparibが有用とのことで、治験に入ろうとしていたところ、肝臓への転移と、十二指腸への浸潤がわかり、治療が終了になってしまいました。
最先端医療の『jRCTs051180199 S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法』をHPで見つけました。
1.これは、どのような治療でしょうか。すい臓がんをなくすための治療なのでしょうか。腹膜播種をなくすための治療でしょうか
2.肝臓への転移も「遠隔転移」に入りますか
3.腹腔鏡検査もしくはバイパス手術というのは大きな手術ですか
4.副作用が伴うお薬でしょうか
HPでは以下のような説明です。
『他臓器に遠隔転移のない画像上局所進行膵癌に対して審査腹腔鏡検査もしくはバイパス手術を行い、腹膜播種や腹腔洗浄(腹水)細胞診陽性を病理学的に診断する。腹腔内投与ルート作成のために、腹壁ポートを留置する治療開始後21日間を1コースとし、S-1は80mg/m2を14日間内服、7日間休薬。パクリタキセルは第1, 8日目に50mg/m2を経静脈投与、20mg/m2を腹腔内投与。1週間休薬後コースを繰り返す。プロトコールを遵守して、治療を継続する。病勢悪化、重篤な有害事象、患者の希望などのあるときにはプロトコール治療を中止もしくは終了する。試験期間中に根治切除が行われた場合、術後も当該治療を継続する。』
宜しくお願いします