回盲部種瘤・炎症性筋線維芽細胞性腫瘍(IMT)または平滑筋系腫瘍と鑑別診断されました。
person50代/女性 -
術後一度はGIST診断、その後再度の病理検査を経て、本日IMTではないかと診断されましたが、IMTの情報が非常に少なく、先生方にご意見やアドバイスを頂きたく、こちらに記載させて戴きました。
2023年9月、血便が見られたことから、大腸内視鏡検査を実施。
回盲部に潰瘍が見られ、生針検査の結果「悪性の可能性あり」と診断され、同年10月、都内大学病院で摘出手術を行い、本日術後半年検査の為同病院を訪れ、造影剤CT及び血液検査をしましたが、どちらも再発や転移などの所見はありませんでした。
腫瘍の大きさが25mmで、他にリンパ節などには転移は見られなかったものの、術前に確定診断が出来なかったため、回盲部を十分なマージンを取り切除、同時に近くのリンパ節も切除しました。
手術前に腫瘍の確定診断が出来なかったため、摘出後に腫瘍の組織検査をし、一時は「GIST」と診断されましたが、C-KIT(−)、DOG-1とCD34も陰性であることから「GISTではないのではないかと?」と再検査を依頼、4つある附属病院全ての病理医が鑑別診断をしてくれましたが確定診断には至らず、他大学病院の詳しい病理医へ検査に出してもらった結果本日(術後6カ月経過)「私見であるがIMTまたは平滑筋系腫瘍が鑑別に残った」と報告書を戴きました。
報告書の中には「いずれの腫瘍も部分的に合致しない所見が少しずつあり診断が非常に難しい」と記載があり、また「GISTのリスク分類は低リスクと推測するが「粘膜固有層浸潤」が見られるため、十分な経過観測と転移も有無に注意が必要」と記載されています。
担当医師の見解では「IMTは悪性ではない」「小さな腫瘍で細胞分裂も少なく低リスクで全て切除したので問題ない」と言われていますが、本当にこのまま半年に一度の経過観察検査のみで大丈夫でしょうか?
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