急性偽性腸閉塞症(Ogilvie症候群)でしょうか?

person70代以上/男性 -

85才の父が救急病院に入院し、大動脈解離と診断され、感染性大動脈瘤も見つかりました。心臓外科の専門医が主治医になり、抗生剤投与で父は回復しました。しかし次第に腸の調子が悪くなりました。入院当初の内視鏡検査では所見なしでしたが、10日後の二回目の検査では「大腸に限定した麻痺性イレウス」と診断されました。器質的な閉塞はないとのことでした。一月半後の三回目の検査では巨大結腸症、約二ヶ月後の四回目のさいには「巨大結腸症」に加え「S状結腸の虚血性変化」が見つかりました。内視鏡検査のたびに、腸のガス抜きをしてもらっています。入院2月後から、お腹の治療のために主治医が消化器外科の若い医師(学部卒業後4年目)になりました。この医師は「原因不明の巨大結腸症」といています。父はお腹の膨満を繰り返していますが、その度にガス抜きをしてもらっています。一日二日で急激にお腹がふくれることもあります。看護師にネラトンカテーテルでガス抜きをしてもらうのですが、効果があまりないようで、内視鏡でガス抜きをしてほしいと父は言っていますが、やってもらえません。
質問です。現在の主治医は父がまず「麻痺性イレウス」と診断されたことを頭に入れていないように見えます。しかし、麻痺性イレウス(偽性結腸閉塞)が見つかった後、巨大結腸症と診断され、腹部の膨満とガス抜きを繰り返しているのですから、父は急性大腸偽性腸閉塞症(Ogilvie症候群)なのではないでしょうか?その場合は、イレウスチューブや内視鏡によるガス抜きが必要なのではないでしょうか?また、絶食にしなければならないのではないでしょうか?それから、現在の主治医になってから一ヶ月になりますが、一度もレントゲンも内視鏡もCTも撮っていません。画像診断をせずに治療ができるのでしょうか?

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