IPMNと診断しておいて、経過観察をしないことはありますか?
person60代/女性 -
祖母が4年前に開業医でたまたまお腹のエコーをしたら、膵臓に袋があると言われて、総合病院で精密検査を受けました。
その時の診断はIPNNの混合型ということで、先生は首を傾げていたようですが、問題ないと言って開業医にそのまま返事をしたようです。
そして、四年経った今年の9月に再び開業医の元で検診目的でエコーを行ったら、以前の袋が大きく変化しているとのことで、また同じ総合病院へ紹介されました。
造影CTや造影MRI、超音波内視鏡を行った結果、IPMNのがん化が強く疑われるとのことで、手術目的に外科へ紹介されました。
腫瘍は、周囲の複数の臓器に浸潤しており、かなり進行しているものの、とりあえず手術をしてみましょうとの事でした。
ただ、その時に外科の先生は「四年前の時点で、混合型のIPMNという診断は付いていますけど、経過観察はなかったのでしょうか??せめて膵臓に腫瘍が留まっていれば良かったのですが」と残念そうに漏らしていました。
一般的に、IPMNと診断しておいて、経過観察をしないことはないのでしょうか?
だとすればなぜ、四年前に診断した主治医は経過観察の指示をしなかったのでしょうか?
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。