60代の乳頭癌、肺転移あり、手術か経過観察か
person60代/女性 -
60代の母が乳頭癌(肺転移あり)の診断を受けました。担当医からガイドラインに沿って全摘&放射線療法をするか経過観察をするかどちらかと言われ迷っています。
納得した上で選択できるよう、担当医とも相談の上、セカンドオピニオンも予定していますが、手術をしないリスクとするリスクにはどのようなものがあり、どのように比較検討、選択するべきかご意見をお伺いできれば幸いです。
今の状況は以下です。
•肺の転移巣(8mm+散在した微細な転移)があり、8mm大を切除し病理検査で乳頭癌が原発と診断されました
•一方、甲状腺の穿刺吸引細胞診では、実施前から甲状腺全体が石灰化しており、生きた細胞が取れないかもと言われ、結果も偽陽性でした
•3年前のCTで肺に小さな腫瘍があったことをきっかけに、これまで半年ごとにCT(3年で1〜2mm成長)と血液検査を行うとともに、肺の細胞診を行う際には、PETや脳転移の確認もしましたが陰性でした
•甲状腺もほぼ全てが石灰化(添付写真)し、サイログロブリン値も低く、リンパも腫れていない等、乳頭癌の活性度も低いと言われました
•母は心房細動で3回アブレーション手術を受け、現在も経過観察しているほか、子宮筋腫切除をしています
上記を踏まえ、遠隔転移があるためガイドラインに沿った治療をするのが一般的だが、手術による合併症や体への負担も加味して経過観察をしていく選択肢もあると言われました。
母は体型もふくよか、あまり体力がある方ではなく、心臓や子宮の手術のたびに術後の回復に苦労してきたため、切らない選択についても思案していますが、切らずに癌を残したことで再転移したり未分化癌に転化して手送りになったりするのではと悩んでいます。
ご意見、アドバイス頂けたら大変ありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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