意識はあるのに目を開けない患者の臨床
person30代/男性 -
【背景】
30歳男性(既往歴なし)です。
自己免疫が疑われる脳炎で、NORSEの状態にあり、免疫抑制剤を含む免疫療法と、静注鎮静を半年行っていました。
病態が落ち着き静注鎮静を停止したところ、意識レベルが向上し「うなづき」や「首振り」で意思疎通を測っています(気切で会話不可)。
最近は質問に対する反応も徐々に早くなってきているのですが、目を閉じたまま指示に従うなど、起きているのに閉眼している場面が見受けられます。
【質問】
「目眩がするか?」にはNOの回答を示すため、目眩がしているわけでは無さそうなのですが、意識があるのに閉眼している理由として考えられるものにはどのようなものがありますか?
またこれは病態の悪化兆候なのでしょうか?
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。