横になると期外収縮、心房細動を発症する
person40代/男性 -
3年前に動悸を自覚して、一通り検査をして心房細動と診断されました。アブレーションは行わず、発作時にサンリズム等の頓服と、ケルロング等のβブロッカーを毎日夕食後に服用することで、現在は治まっています。
当初から、発作は睡眠時だけでしたが、椅子でうたた寝をした際には一切起こらないことが分かりました。一方横になると、まず期外収縮が出やすくなり、そこから心房細動に移行する場合があり、覚醒時でも発症することがありました。つまり、これまでの自身の記録により、発作のきっかけは横になる臥位であることが明らかになりました。その時々で、発症の頻度は変わるようですが、仰臥位、腹臥位、側臥位の全てで起こりえます。そこで、1年前から、座位に近くなるように、クッションにもたれて寝るようにしています。
今の所、これで発作は治まっていますが、この姿勢では入眠しても早ければ1時間以内で覚醒してしまい、ろくに眠れない状態が続いています。
時々クッションから体をずらしますが、体の角度が臥位に近くなるほど期外収縮が出やすくなります。ただ期外収縮が起こらなければ、心房細動に移行することもないようです。
基本的には心房細動が治まっているので、アブレーションを行う気はなく、抗不整脈薬を常用するつもりもありません。βブロッカーはあらゆるものを試しましたが、完全に期外収縮や心房細動を抑えられるものはありませんでした。その一方で、半年以上一切服薬しなくても、臥位で心房細動が起こらなかった時期があり、自律神経等の状態に左右される部分はあるかもしれません。
今後、服薬も止めて、就寝時の姿勢も気にせずに済む方法はないでしょうか?どうかよろしくお願いいたします。
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