「抑うつ状態」の病状について。「治療か必要な状況」なのか、「現状に甘えているだけ」なのか?

person40代/男性 -

現在「抑うつ状態」の診断を受け、休職して6ヵ月が経過しました。
当初は職場のストレス(人間関係、長時間労働、成果が上がらないもどかしさ)からくる気分の落ち込み(出社したくない、同僚と顔を合わせたくない)、めまい、不眠、吐き気、動悸、むせる症状、耳鳴りおよび頭痛の症状があり、立ち上がれないほどでしたが通院および薬剤の処方により気分の落ち込みを除く体調の部分についてはほとんど発生しなくなり改善の自覚がある状況です。
しかし、もう二度と同じ職場には戻りたくない気分であり、正直に言うとそれがために休職の診断を延長してもらっているような状況(やや大げさに症状を伝えるなどして)が続いています。

現在の状況は、不安状態と安定状態が共存している状況で両極端な状況です。4~5日おきに不安と安定が繰り返されているような状況です。

不安時の状況は、「復職する」ことや「過去の職場でのこと」を考えると動悸が止まらなくなり、強い不安や当時の嫌な思い出がよみがえり寝ることができなかったり、寝ることができたとしても眠りが浅かったりして、悪夢で目が覚めるような状況になります。耳鳴りも強くなり頭をさすような痛みが続きます。これらの状況が長く続いて精神的に追い込まれてしまうと現実から逃避するために飲酒をしてしまいビールで抗不安薬を体内に流し込んでいるような状況を繰り返してしまいます(平均すると2日に1回、1回にビール2L程度)。うつ病の治療に飲酒は最悪の組み合わせであることは理解しているのですが不安な気持ちから我慢が出来ずすぐに解放されたいという甘い気持ちから手が伸びてしまうのです。
一方で、上記の不安症状が現れない安定状態のときは、身体的には特段の困りごとはなく、0時に就寝し8時には起床するという生活ができており、布団からも問題なく出ることができます。外出することも可能ですし軽い運動もできる状態です。食事も問題なくとることができ、飲酒もしません。どちらかというと現実を逃避するために過食的になってしまっている状況ではありますが、総じて特段の不自由は感じていない状況です。不安になるようなネガティブなことはなぜか深く考えないような状態になります。

 以上が現状ですが、今の私の心身の状況はどのような状況に陥っているのでしょうか。
いつまでもこのままの状況での生活を継続できるわけでもなく、早めに身の振り方を決めなくてはいけないという焦りが出てきています。
「やってはいけないこと(飲酒など)」、「このままの状態を長く続けていけないこと(収入が途絶えるなど)」「しかし回復する=復職したくないという考えから自身の真の回復を望んでいないという状況(元の職場に戻りたくない)」という心理状態です。
 これは、まだ「抑うつ状態」が回復していないための心理状態であり、そこから回復すれば以前のように職場に復帰できる見込みがある状態なのか、「抑うつ状態」からは既に回復済みで単に職場が合わないだけでその環境から逃げているだけの状況なのでしょうか。

本当に自分が今置かれている状況がよくわからず、まずは自身の現状を把握し、今後のきっかけを少しでも掴みたいと考えています。断定的なご回答は難しいとは存じますが、類似の症例の患者さんが辿ったご経緯等を含め自身の参考にさせていただければと存じます。何卒よろしくお願いいたします。

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