骨粗しょう症 耐容上限量超えのビタミンDサプリ 大丈夫でしょうか
person70代以上/女性 -
1.75歳の妻が3年ほど前に近所の整形外科で骨粗しょう症と言われ治療を受けています。(現在は前腕骨測定;骨密度0.241g/平方センチ、骨面積6.115平方センチ、骨塩量1.529g。3年前は0.250g/平方センチ)。
当初処方された薬はアルファカルシドールカプセル1.0マイクログラム、ラロキシフェン塩酸塩錠60ミリグラムでした。
2.妻は1年ほど前に心房細動を発症し、入院して僧帽弁置換等の手術を受けました。この間骨粗しょう症の薬はしばらく飲まずにいましたが、退院し骨粗しょう症の治療を再開するにあたり、循環器内科の先生から整形外科の先生にラロキシフェン塩酸塩錠服用は避けて欲しいとの連絡がありました。
これに対し整形外科の先生からは、上記2種の薬の処方はやめビタミンDのサプリメントを飲むように指示をいただき、現在服用しています。
3.このビタミンDのサプリメントはビタミンD145マイクログラム(5,000U)の錠剤ですが、厚生労働省の食事摂取基準にはビタミンD1日当たりの摂取目安は8.5マイクログラム、耐容上限量100マイクログラムとあり、過剰摂取は高カルシウム血症などを起こすとの資料もあるようです。
また市販のビタミンDサプリは25~30マイクログラムのものが一般的なようです。
「服用を続けさせて大丈夫でしょうか。」
4.サプリでなく「治療薬を使う方法はないのでしょうか。」
妻は心臓の薬として、エリキュース10ミリグラム、ピタバスタチンCa錠1ミリグラム、バイアスピリン錠100ミリグラムを服用しています。
よろしくお願いします。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。