笑顔恐怖症、20年経っても完全には治らない
person30代/女性 -
自分の笑顔恐怖症について相談したいです。
私は高校生のころから、自分の笑顔が気になり人に違和感を持たれていないか、ちゃんと笑えているのかが気になります。
高校生の時に、同じ部活だった同級生がモデルをするほどとても可愛い子で、いつも笑顔で誰からも好かれる子でした。
私は当時部活を誰よりも頑張って練習していたのですが、OBの先輩がその同級生をとても可愛がり、その子にだけ個別指導をしていたことがうらやましかった、いつもその子ばかり得をしているな、と思い始めたことがきっかけだと思います。
今思えば、そのOBは友人に好意があったのだと思います。
大学生のころには自分の笑顔がとても気になり、いつも笑顔でいないと・・という執着が始まりました。
一番つらいのは、自分がカメラに向かって笑顔を作るようなシーンです。
カメラマンが一人ならそこまで気にならないのですが、カメラの先にたくさんの人がいて、私の笑顔が見られるような場面がとても恐怖で、顔がぴくぴくと引きつり、動悸がして倒れそうになります。
人の目線がとても怖いです。
写真を撮られる姿を見られるのが怖くて、自分の結婚式もあげられませんでした。
大学生のころに何度か精神科を受診したのですが、「年齢を重ねれば気にならなくなる」「考えすぎ、気にしすぎ」「特に精神科のテストをしても異常はない」と言われ、何も治療はしてもらえませんでした。
20年以上経っても状況は改善されず、なかばあきらめの気持ちが強いです。
しかし、数年前に一般の人の前で笑顔で話をする機会があり、初めて過呼吸になってその場に座り込んでしまいました。
笑顔である必要がない場合(研究発表会など)では、特に動悸がしたり笑顔が気になることもありません。
改めての精神科の受診も検討したいですが、笑顔恐怖症が診られる先生はどのように探したらよいでしょうか。
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