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慢性腎臓病(CKD)って?
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専門医に聞く慢性腎臓病
CKDにまつわる「よくある質問」を、腎臓内科専門医である長澤将先生からわかりやすく説明していただきました。
監修医:長澤 将(ながさわ・たすく)先生
東北大学病院腎・高血圧・内分泌科講師
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みんなの体験談
CKD治療を行っている人の体験談をお読みいただけます。
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Gさん/女性/50代
治療のきっかけ:
2001年11月に職場健診で血尿とたんぱく尿がわかりました。当時29歳、それまで腎臓の問題はまったくなく、自覚症状もありませんでした。かかりつけ医の紹介で大学病院の内科を受診すると、腎臓を保護し、脂質を低下させる作用のあるEPA製剤と、ビタミンE製剤が処方されました。それでも、だんだん腎機能は落ちていったようで、体がむくみ、尿量が少なくなって、色も濃くなり、歩行中に気持ちが悪くなるなどの症状が現れました。別の大学病院の腎臓内科へ転院し、「慢性腎炎でしょう」と診断されました。まだCKDという名称のない時代でした。
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Aさん/男性/60代
治療のきっかけ:
10年以上前から高血圧と糖尿病で会社の診療所で投薬治療を受けていました。診療所からの紹介で半年に一度大学病院の腎臓内科に相談がてら通っていたのですが、今年の春、血液検査の結果eGFR値が41・3だったことから、慢性腎臓病と診断されました。
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Bさん/女性/60代
治療のきっかけ:
私がCKDの診断をされたのは、30年ほど前、30代のときです。健康診断の尿検査に毎回ひっかかっていて、病院で検査をしてみたらCKDと診断
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Cさん/男性/70代
治療のきっかけ:
私がCKDと診断されたのは5年前、71歳のときです。40歳代から毎年、人間ドックを受けていましたが、クレアチン値について指摘されたことはありませんでした